トミーです。
今回は、僕が出張買取をやっていた頃に経験した、少し珍しい案件を紹介します。
リサイクルショップからフィギュア約2,200点を合計2万2,000円で買取し、台湾へ110万円で輸出した案件です。
数字だけを見ると、1点10円で買ったフィギュアが1点500円で売れたため、買値の50倍になっています。
ただし、この記事で一番伝えたいのは、フィギュアが50倍で売れたことではありません。
出張買取は、買取価格よりも先に販路を考えることが重要だということです。
今回の買取案件
- 仕入れ商品:フィギュア約2,200点
- 買取価格:1点10円
- 合計仕入れ額:2万2,000円
- 販売先:台湾の取引先
- 販売価格:1点500円
- 売上:約110万円
リサイクルショップから買取依頼が入った
今回の依頼は、フィギュアを中心に扱っているリサイクルショップから入りました。
出張買取を続けていると、一般家庭だけではなく、リサイクルショップや事業者から在庫整理の相談を受けることがあります。
今回の商品は、店舗で長期間売れ残っていたフィギュアでした。
店側も、通常の販売価格に近い金額で買い取ってもらえるとは考えていません。
それよりも優先していたのが、次のような問題です。
- 店内や倉庫のスペースを空けたい
- 大量の商品を一度に片付けたい
- 処分費用をかけたくない
- スタッフに廃棄作業をさせたくない
売れ残り商品を長期間保管していると、商品そのものだけではなく、保管スペースや管理作業にも費用がかかります。
そのため、店舗側にとっては、すべての商品をまとめて引き取ってもらえるだけでもメリットがあります。
こちらは安く商品を仕入れられ、店舗側は在庫と処分費用の問題を解決できる。お互いにメリットのある案件でした。
フィギュア約2,200点を2万2,000円で買取
フィギュアの数は正確に1点ずつ数えたものではないため多少前後しますが、約2,200点ありました。
査定価格は、1点10円です。
2,200点 × 10円
買取金額 2万2,000円
これだけの量になると、普通の乗用車では運べません。
トラック2台とスタッフ2名を手配して、店舗まで引き取りに行きました。スタッフの人件費は、1人1万円で合計2万円です。
商品の仕入れ額と人件費だけで計算すると、ここまでにかかった費用は4万2,000円になります。
安く買えただけでは利益にならない
ここで大切なのは、フィギュアを1点10円で買えたことではありません。
どれだけ安く買えても、売る場所がなければ大量の在庫を抱えるだけです。
2,200点の商品をメルカリやヤフオクに1点ずつ出品していたら、撮影、出品、梱包、発送だけで相当な時間がかかります。
人件費まで含めると、利益が出なくなる可能性もあります。
僕はこの商品を買い取る前から、台湾の取引先へまとめて販売できる可能性を考えていました。
出張買取で重要なのは査定だけではありません
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台湾では日本のフィギュアに需要があった
このフィギュア約2,200点は、台湾の取引先へ輸出しました。
当時、台湾では日本のフィギュアが、ゲームセンターのUFOキャッチャーなどの景品として使われていました。
日本の店舗では売れ残っていた商品でも、国や販売方法が変われば需要が生まれることがあります。
今回は、1点10円で買い取ったフィギュアを、1点500円で販売することができました。
2,200点 × 500円
売上 約110万円
1点当たりの金額で考えると、買取価格の50倍です。
しかも、引き取り後すぐに輸出先へ流すことができたため、長期間在庫を抱えることなく、数日で現金化できました。
フィギュア2,200点の利益計算
約2,200点
2万2,000円
2万円
台湾の取引先
1点500円
約110万円
売上110万円から、仕入れ額2万2,000円とスタッフの人件費2万円を引くと、単純計算での差額は105万8,000円です。
利益についての注意点
実際の最終利益は、トラック代、梱包資材、輸送費、輸出関連費用などを差し引いて計算する必要があります。この記事の金額は当時の実例であり、同じ利益を保証するものではありません。
出張買取は販路から逆算する
この案件が成立した理由は、安く買えたからだけではありません。
大量のフィギュアをまとめて販売できる海外販路があったことが最大の理由です。
出張買取では、目の前の商品をいくらで買えるかだけを考えてしまいがちです。
しかし、本当に考えなければいけないのは、その後です。
どこへ売るのか
店舗、ネット、業者市場、輸出などの販売先を考える。
いくらで売れるのか
希望価格ではなく、実際に現金化できる価格を見る。
どれくらい手間がかかるのか
出品、保管、梱包、発送、人件費まで計算する。
そこから買取価格を決める
売値から経費と必要利益を引いて査定する。
この順番で考えれば、買取後に売れず、在庫だけが残る失敗を減らせます。
出張買取は、商品を安く買う仕事ではありません。
商品を必要としている場所へ移動させ、その差額から利益を作る仕事です。
出張買取を始めたい方へ
僕自身、せどり、店舗仕入れ、電脳仕入れ、古物市場、海外販売など、さまざまな物販を経験してきました。
その中でも出張買取は、仕入れ資金を抑えながら、まとまった利益を作れる可能性がある仕事です。
ただし、何でも安く買えば利益が出るわけではありません。
査定方法、集客方法、買取後の販路まで、すべてをつなげて考える必要があります。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。



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