ジモティーを見ていると、たまに「これ、本当に0円でいいの?」と思う商品が出てきます。
僕もせどりをやっていた頃、ジモティーを仕入れ先のひとつとして使っていました。
ただ、普通に「ダイソン」「冷蔵庫」「テレビ」と商品名だけを入れて検索しても、みんなが見ている商品と同じものしか出てきません。
僕が狙っていたのは、出品者本人が「壊れていても売れる」と気づいていない商品です。
実際に、ジモティーで0円で出ていたダイソンが、当時ヤフオクでは9,250円で売れていました。
今回はその実例を使って、ジモティーでせどりの仕入れをするときに僕が見ていた場所と検索方法を解説します。
ジモティーは「安い商品」より処分したい人を探す

ジモティーは地域を指定して、近所の人が出品している商品を探せるサービスです。
せどりで使うメリットは、単純に商品が安いことだけではありません。
近所まで直接取りに行ける。
ここがかなり大きいです。
例えば大型の家具や家電は、売る側からすると発送するだけでも大変です。
梱包するのが面倒。
送料が高い。
引っ越しまで時間がない。
捨てるために運び出すのも大変。
こういう理由が重なると、商品の相場よりも「早く持っていってほしい」という気持ちのほうが強くなります。
ジモティーで見るべきなのは「安く売りたい人」ではなく「早く処分したい人」です。
この考え方が分かると、見る商品が変わります。
- 壊れた家電
- 引っ越しで不要になった家具
- 大型で発送しにくい商品
- 古くなって処分しようとしている商品
- 今日、明日にでも引き取ってほしい商品
こういう出品を僕なら先に見ます。
現在のジモティーでは、現金手渡しの通常取引のほかオンライン決済もあります。直接受け渡しなら配送自体が不要な商品もありますが、オンライン決済を利用する投稿では販売手数料が発生するため、取引条件は仕入れ前に確認してください。
「ジャンク品」と検索するだけではもったいない
故障品を仕入れたいなら、普通は「ダイソン ジャンク」と検索すると思います。
でも、僕ならそこだけを見ません。
むしろ狙うのは、「ジャンク品」という言葉を使っていない故障品です。
理由は簡単です。
「ジャンク品」「部品取り」「現状品」という言葉を使っている人は、壊れていても商品として売れることを知っている可能性があります。
売れることを知っている人
- ジャンク品
- 部品取り
- 現状品
- 修理前提
処分したい人
- 壊れました
- 動きません
- 電源が入りません
- 吸わなくなりました
- 不要なので持っていってください
僕が探したいのは後者です。
専門用語を知っている人ではなく、普通に使っていた物が壊れて、そのまま出品している人を探します。
ここに価格差が出ることがあります。
実際に0円で出ていたダイソン
こちらが、実際にジモティーで見つけた商品です。

仕入れ価格は0円。
出品者からすると、壊れて使えなくなったダイソンです。
でも、壊れているから価値が0円とは限りません。
当時、同じようなダイソンをヤフオクで確認すると、こちらの価格で売れていました。

ジモティー仕入れ:0円
↓
当時のヤフオク販売価格:9,250円
↓
当時の販売手数料を引いても約8,000円前後の利益
もちろん、これはこの記事を書いた当時の実例です。
今も同じ型番が9,250円で売れるという意味ではありません。
ここで見てほしいのはダイソンではなく、持ち主が考えている価値と、中古市場での価値が違うという部分です。
出品者
壊れているから0円でもいい
↓
中古市場
故障品でも部品取り・修理用途などで需要がある
↓
価格差が生まれる
せどりは、この価格差を探す仕事です。
検索窓には「商品名+壊れ方」を入れる
では、こういう出品をどうやって探すのか。
こちらが、先ほど紹介したダイソンの商品説明です。

ここで注目してほしいのは、出品者が使っている言葉です。
せどりをやっている人なら「ジャンク」と呼ぶ商品でも、一般の人が同じ言葉を使うとは限りません。
僕ならダイソンでこんな検索をします。
- ダイソン 故障
- ダイソン 壊れ
- ダイソン 動かない
- ダイソン 電源入らない
- ダイソン 吸わない
ここで大事なのは、「ダイソン」という商品を覚えることではありません。
この検索方法を別の商品へ横展開できるかです。
テレビなら故障の状態から検索する
- テレビ 映らない
- テレビ 電源入らない
- テレビ 壊れ
- テレビ 画面割れ
大型家電なら処分理由から検索する
- 冷蔵庫 引っ越し
- 冷蔵庫 処分
- 洗濯機 引き取り
- 洗濯機 不要
せどりをやっている人の言葉で検索するのではなく、その商品を捨てようとしている人が何と書くのかを考えます。
僕はこっちの考え方のほうが大事だと思っています。
0円だから仕入れるは危険
ここまで読むと、0円の商品を片っ端から取りに行けばいいように見えるかもしれません。
それは違います。
0円仕入れでも普通に失敗します。
売れなければ家に物が増えます。
遠くまで取りに行けばガソリン代もかかります。
大型商品なら保管場所まで必要です。
「仕入れ値が0円」と「利益が出る」は別の話です。
僕なら、取りに行く前に最低でも次を確認します。
1.型番を見る
メーカー名だけでは判断しません。同じダイソンでも型番によって相場は変わります。
2.実際に売れた価格を見る
出品されている値段ではなく、実際に売れた価格を確認します。
3.故障状態を見る
「動かない」のか、部品が欠品しているのか、完全に破損しているのか。ジャンク品ほど状態の確認が必要です。
4.付属品を見る
充電器、バッテリー、リモコン、専用パーツなど、付属品の有無で売値が変わる商品があります。
5.取りに行く時間まで考える
利益が出ても、往復で何時間もかかっていたら効率が悪くなります。
「無料だから行く」ではなく、売り先と利益が見えてから取りに行く。
ここは崩さないほうがいいです。
ジモティーは大型家具・家電も狙いやすい
ジモティーで僕が見るなら、ジャンク品だけではありません。
配送が面倒な商品も見ます。
大型家電
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- 大型テレビ
大型家具
- ソファ
- テーブル
- 棚
こういう商品は、価値がないから安いとは限りません。
売るのが面倒だから安い。
ここを分けて考えたほうがいいです。
メルカリなら梱包しないといけない。
配送業者を手配する必要がある。
処分するにしても、自分で外まで運ばなければいけない。
でも、近所の人が「今日取りに行けます」と言ってくれれば、売る側の負担はかなり減ります。
商品価値ではなく「持ち運びの面倒さ」で値段が下がっている商品もあります。
この視点を持っておくと、家電だけを探していたときより仕入れの幅が広がります。
検索方法を知るより「なぜ安いのか」を考える
僕は、検索キーワードをそのまま覚えるだけではもったいないと思っています。
「ダイソン 故障」で見つかった。
じゃあ次もダイソンを探そう。
これだけだと、ひとつのノウハウで終わります。
そうではなく、
- なぜこの人は0円で出したのか
- なぜ中古市場では値段が付くのか
- 他に同じ状態の商品はないか
- どんな言葉なら相場を知らない出品者が使うか
- 発送が面倒で安くなっている商品はないか
ここまで考えます。
そうすると「ダイソン 故障」から、テレビ、ゲーム機、工具、大型家電などへ自分で検索方法を広げられるようになります。
知っている検索ワードの数より、自分で検索ワードを作れることのほうが強いです。
古物商があるなら仕入れで終わらせなくていい
ここからは、古物商を持っている買取業者の人に伝えたいことです。
僕がこの記事を最初に書いた頃は、商品を受け取りに行った相手へ名刺を渡して、他の不用品も買取できることを伝える方法を書いていました。
考え方として今も変わっていないのは、商品1個だけを見る必要はないということです。
例えば取引の中で相手から、
「実は他にも処分したい物があるんです」
という相談が出ることがあります。
古物商を持ち、出張買取を事業として行っているのであれば、その相談が次の買取につながる可能性があります。
ジモティーで商品を見つける
↓
通常どおり取引する
↓
相手から他の不用品について相談される
↓
条件が合えば出張買取の相談へ
ただし、ジモティーは取引のためのサービスです。
現在の利用規約でも、カテゴリに沿わない営利・広告目的の投稿などは禁止対象になっています。
最初から営業するために取引を利用するのではなく、ジモティーのルールを守って取引することが前提です。
僕がせどりから出張買取へ変えた理由にもつながる
ジモティーせどりの話ですが、実はこの仕入れ方を深掘りすると出張買取につながります。
せどりをやっていると、基本的には自分で商品を探します。
せどり
自分から商品を探す
↓
利益商品を見つける
↓
仕入れる
出張買取
売りたい人を集客する
↓
依頼をもらう
↓
商品を査定する
僕はせどりを始めて半年で月商600万円まで伸ばし、その後会社を辞めて専業でせどりをやっていました。
それでも最終的には出張買取へ事業を変えています。
せどりで商品を見る力がついてくると、今度は「商品を探す」より「売りたい人を集めたほうが早い」と考えられるようになったからです。
出張買取なら、1件の依頼で商品が1個とは限りません。
家の中にある複数の商品をまとめて査定できることもあります。
せどりで覚えた相場を見る力も、そのまま使えます。
せどりで商品を探す力を身につけたら、次は「売りたい人から仕入れる」という方法も持てます。
まとめ|ジモティーでは出品者が使う言葉まで考える
ジモティーせどりで僕がやっていたことは、特別難しい方法ではありません。
- 「ジャンク」だけで検索しない
- 商品名+故障・壊れ・動かないなどで検索する
- 相場を知らずに処分しようとしている商品を見る
- 0円でも販売相場を確認してから仕入れる
- 型番・状態・付属品まで確認する
- 大型家具や家電など配送が面倒な商品も見る
- ガソリン代や移動時間まで利益計算に入れる
一番伝えたいのは、みんなと同じ検索方法だけを使わないことです。
「ジャンク品を探したいからジャンクと検索する」ではなく、
「この商品を捨てたい人なら、どんな言葉で出品するだろう?」
と考えてみてください。
そこから検索方法はいくらでも広げられます。
そして古物商を持っていて、せどりの次の仕入れ方法を作りたいなら、出張買取まで視野に入れてみてください。
商品を探す側から、売りたい人に呼ばれる側へ
僕自身、せどりを経験したあとに出張買取へ事業を変えました。
せどりで身につけた「商品を見て相場を判断する力」は、出張買取でもそのまま使えます。
毎日利益商品を探し続けるだけではなく、売りたい人から買取依頼をもらう仕組みを作りたい人向けに、僕が実際にやってきた出張買取の始め方をまとめています。



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