ホームページを公開して間もない時期に、「集客で困っていませんか?」という営業電話が入るようになりました。
こんにちは、トミーです。
出張買取を始めたばかりの頃は、ホームページを作っても問い合わせが来ません。仕事がない。売上もない。そんな状況で「検索上位にできます」「今より問い合わせを増やせます」と言われたら、期待してしまいます。
僕も期待しました。
そして、月額制の広告サービス、広告結果を見るための有料ツール、有料ポータルサイトへの掲載を実際に試しました。
僕の場合は、3種類すべてで期待した効果を得られませんでした。
この記事は、営業会社をすべて悪いと決めつけるためのものではありません。開業直後の焦りで、その場で契約してしまった僕と同じ失敗をしてほしくないから書いています。
最初に覚えておいてほしいこと
営業電話が来ても、その場では契約しません。提案書、費用の内訳、成果の測り方、契約期間、解約条件、管理画面の権限を確認し、数字で判断できない提案は見送ります。
出張買取のホームページ公開後に届いた3種類の営業
僕のところへ届いたのは、主に次の3種類でした。
月額制のリスティング広告サービス
検索結果の広告枠へ表示し、問い合わせを増やすという提案です。広告費と運用費がセットになっているものもあります。
広告結果を分析する有料ツール
アクセス数、クリック、問い合わせなどを確認し、広告の効果を見えるようにするというサービスです。
有料ポータルサイトへの掲載
出張買取やリサイクル関連の比較サイトへ掲載し、そこから依頼を獲得するという提案です。
サービスの種類だけを見れば、どれも集客方法として存在します。リスティング広告そのものが悪いわけでも、有料ポータルが必ず効果を出さないわけでもありません。
問題は、開業したばかりで判断基準を持っていなかった僕が、仕事がほしいという焦りだけで契約したことでした。
開業直後は営業の言葉が魅力的に聞こえる
出張買取を開業しても、翌日から依頼が何件も来るわけではありません。
ホームページを作っただけでは、検索結果の上位へすぐに表示されません。ブログ記事も少ない。口コミもない。Googleビジネスプロフィールを作っても、最初は見つけてもらいにくい状態です。
こちらが一番不安な時期に、営業電話が入ります。
開業直後に魅力的に聞こえる言葉
「地域名と出張買取で上位を狙えます」「今だけ掲載枠が空いています」「同じ地域の業者は契約が取れています」「この電話で決めれば割引できます」
仕事がない状態では、「これを断ったら依頼を逃すかもしれない」と考えてしまいます。
でも、本来は反対です。売上が安定していない時期ほど、毎月出ていく固定費を慎重に判断しなければいけません。
本当に自分の事業へ必要なサービスなら、提案書と契約条件を持ち帰って確認しても価値は変わりません。即決を求められたら、いったん断ってください。
僕が集客サービスで失敗した原因
僕は契約する前に、問い合わせが何件増えれば料金を回収できるのかを計算していませんでした。
広告が何回表示されたか。何回クリックされたか。ホームページへのアクセスがどれだけ増えたか。
こうした数字を見せられても、最終的に買取依頼へつながらなければ売上は増えません。
僕が見てしまった数字
表示回数、アクセス数、検索順位など、増えると成果が出たように見える数字。
本当に確認すべき数字
電話、LINE、フォームからの問い合わせ件数、成約件数、粗利益、1件を獲得するために使った費用。
÷
そのサービス経由の成約件数
=1件の成約を取るために使った費用
問い合わせの計測ができていなければ、その契約で売上が増えたのか判断できません。効果が分からないまま、月額料金だけが引き落とされ続けます。
営業電話だから悪いとは限らない
元の記事では、「本当に集客できる会社なら、自社のSEOで集客すればいい。電話営業をしている時点でおかしい」と書いていました。
今は、この考え方だけで判断するのも違うと思っています。
良いサービスでも営業活動はします。自社サイトからの集客と電話営業を両方行っている会社もあります。電話をかけてきたことだけでは、良い会社か悪い会社かは決められません。
見るべきなのは、営業方法ではなく提案の中身です。
- 対象地域と狙うキーワードが具体的か
- 広告費と運用代行費が分かれているか
- 電話やフォームの問い合わせまで計測できるか
- 広告管理画面を自分でも確認できるか
- 実績が表示回数ではなく成約や問い合わせで示されているか
- 最低契約期間と解約条件が書面で分かるか
- ホームページや広告データが解約後も自分に残るか
この質問へ答えず、「上位表示できます」「アクセスが増えます」だけを繰り返す提案なら、契約する理由はありません。
集客サービス別に確認すべきポイント
| サービス | 最低限確認すること | 危険な状態 |
|---|---|---|
| リスティング広告 | 広告予算、運用費、対象地域、検索語句、問い合わせ計測、広告アカウントの権限 | 広告費の内訳が不明で、表示回数しか報告されない |
| 効果測定ツール | 既存の無料機能との違い、何を改善できるか、データを誰が所有するか | アクセスがほとんどないのに、高額な分析ツールだけを先に導入する |
| 有料ポータル | 対象地域の閲覧数、問い合わせ実績、1件ごとの課金、同地域の掲載業者数 | 全国の閲覧数だけを見せ、対象地域の依頼数を開示しない |
| SEO対策 | 作業内容、狙うキーワード、記事やページの所有権、順位以外の成果指標 | 必ず上位表示できると断言し、具体的な作業内容を説明しない |
広告は問い合わせまで計測して初めて判断できる
Google広告にも、広告を操作した人が購入や申し込みなどの行動をしたか測定する仕組みがあります。「掲載した」「クリックされた」で終わらず、買取依頼まで追える状態が必要です。
営業電話で使える断り方
営業の内容を聞くたびに迷ってしまうなら、最初から返答を決めておくと楽です。
「電話では契約しないと決めています。提案書、料金の内訳、最低契約期間、解約条件、対象地域の実績、管理画面の権限について、メールで送ってください。確認して必要ならこちらから連絡します」
ここまで伝えても電話で即決を求められるなら、断って問題ありません。
電話では契約しない
説明を聞いても、その場では申し込みません。
書面で条件を受け取る
料金、期間、解約、作業内容、成果測定の方法を確認します。
回収に必要な成約件数を計算する
毎月の費用を払うために、何件の買取が必要か計算します。
ほかの方法と比較する
ブログ、Googleビジネスプロフィール、紹介、チラシなどへ同じ費用を使った場合と比べます。
開業直後は固定費を増やさず自分の集客導線を作る
出張買取の仕事がまだ少ない時期に、高額な月額サービスを何本も契約すると、依頼がない月も支払いだけは続きます。
最初は時間がかかっても、自分の手元へ残る集客導線を作ったほうがいいです。
- ホームページに対応地域と買取品目を明記する
- 実際の買取事例をブログへ掲載する
- Googleビジネスプロフィールを整える
- 電話、LINE、問い合わせフォームを分かりやすくする
- どの記事や広告から問い合わせが来たか記録する
- お客さんの許可を得て口コミを増やす
ブログは、書いた翌日に必ず依頼が来る方法ではありません。ただ、公開した記事は自分のホームページに残ります。営業会社との契約を終了した瞬間に消える集客ではありません。
依頼が少ない時期はせどりで収入を作る
出張買取は、問い合わせが来なければ現場へ行けません。だから開業直後は、待っている時間が増えます。
僕がおすすめしたいのは、出張買取の集客を育てながら、せどりも並行する方法です。
せどりなら、自分で商品を探して仕入れられます。出張買取の依頼を待たなくても動けます。
収入の空白を埋める
問い合わせがない日も、自分で仕入れと販売を進められます。
相場を見る力が付く
販売価格、手数料、送料を調べる経験は、出張買取の査定にもつながります。
販路を先に作れる
買取依頼が増えたとき、買い取った商品をどこで売るか判断しやすくなります。
出張買取とせどりは別々の仕事に見えますが、商品相場、販売先、利益計算という部分は共通しています。
仕事がない焦りから月額サービスを増やすより、自分で利益を作る力と、自分のホームページへ残る集客導線を同時に育てたほうが、開業初期の土台になります。
ホームページ集客の営業でよくある質問
営業電話で提案されたサービスは全部断るべきですか?
電話が来たことだけで判断する必要はありません。ただし、その場では契約せず、料金、期間、解約条件、作業内容、問い合わせの測定方法を確認してください。数字で判断できない提案は見送ります。
リスティング広告は効果がないのですか?
リスティング広告自体が効果のない方法という意味ではありません。対象地域、キーワード、広告ページ、予算、問い合わせ計測が合っているかで結果は変わります。僕が契約したサービスでは、期待した成果を得られませんでした。
検索順位が上がれば契約してよかったと判断できますか?
順位だけでは判断できません。表示されたキーワードが買取依頼につながるものか、問い合わせと成約が増えたか、費用を差し引いて利益が残ったかまで確認します。
出張買取の依頼が来るまで何をすればいいですか?
ホームページ、ブログ、Googleビジネスプロフィールを整えながら、せどりで相場調査、仕入れ、販売、利益計算の経験を積む方法があります。
まとめ|焦って契約せず数字で判断する
- ホームページ公開後の営業電話では即決しない
- 僕は3種類の集客サービスを試したが期待した効果を得られなかった
- 営業電話だから悪いのではなく、提案内容と契約条件で判断する
- 表示回数や順位ではなく、問い合わせ、成約、利益まで確認する
- 広告費、運用費、契約期間、解約条件、管理権限を書面でもらう
- 開業直後は固定費を抑え、自分へ残る集客導線を作る
- 依頼を待つ間はせどりで収入と販売経験を作る
仕事がない時期に営業電話が来ると、そのサービスが助けに見えます。僕も同じでした。
でも、焦って契約して固定費を増やしても、依頼が増えるとは限りません。いったん電話を切り、数字と契約条件を確認してください。
そして、出張買取の集客が育つまで何もしないのではなく、自分から動けるせどりで販売経験と収入を作っておく。この二本立てなら、問い合わせが少ない時期も前へ進めます。
出張買取の依頼を待つ間にも利益を作る
初心者がせどりを始める流れを教材にまとめました
せどりを始めようと思っても、どの商品を見ればいいのか、利益をどう計算するのか、どこで販売するのか分からないと思います。
僕のせどり教材では、店舗仕入れ、電脳仕入れ、販売、利益計算など、初心者が一件目の利益を作るための流れをまとめています。出張買取の集客を育てながら、物販で収入を作りたい方は内容を確認してみてください。
参考にした公式資料:Google広告ヘルプ「コンバージョン測定について」



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