ホームページ、MEO、公式LINEは、アカウントを3つ作れば完成する仕事ではありません。
自分で構築すれば制作費を抑えられます。ただし、設定方法だけでなく、文章、画像、スマホ表示、媒体同士の接続、公開後の修正まで自分で判断します。
外注費と比べる前に、自分で担当する13工程を把握してください。
自作は、時間をかけて試行錯誤し、納品後も自分で更新したい人に向いています。本業を止める時間が大きい人や、3媒体をつなぐ設計で迷う人は、作業の一部または全体を外注した方が進めやすくなります。
自作で必要になる13工程
細かな作業は事業や使用サービスによって増減します。ここでは、地域のお客様がGoogleマップで見つけ、ホームページを読み、公式LINEなどから相談できる状態までに必要な作業を13工程へ整理します。
- ドメインとレンタルサーバーを選び、本人名義で契約する
- WordPressを設置し、SSLなどの基本設定を行う
- ホームページの目的と問い合わせまでの導線を決める
- 必要なページ構成を決める
- サービス、料金、事業者紹介などの文章を作る
- ロゴ、写真、図、ボタンなどの画像を準備する
- パソコンとスマホの表示を整える
- 問い合わせフォームと必要な通知を設定する
- Googleビジネスプロフィールの基本情報を整理する
- 説明文、写真、投稿案、口コミ依頼文を準備する
- 公式LINEのあいさつ文、チャット、リッチメニューを設定する
- Googleマップ、ホームページ、公式LINEを相互に接続する
- スマホで問い合わせ完了までテストし、公開後も更新する
「WordPressの操作を覚える」だけなら13工程の一部です。文章と導線を考える作業は、ツールの操作ができても残ります。
工程1〜4.ホームページを作る前の土台
最初にデザインを選ぶと、何を載せるか決まっていないまま箱だけができます。契約と同時に、ホームページの目的を決めてください。
ドメインとサーバーを契約する
ドメインはホームページの住所、サーバーはデータを置く場所です。外注する場合も、将来の管理や移管を考え、自分または自社名義で所有できるか確認します。
WordPressの基本設定を行う
WordPressの設置、SSL、テーマ、管理者情報、バックアップ、更新方法などを整えます。ログイン情報を安全に保管する作業も必要です。
問い合わせまでの道筋を決める
誰が、どこから来て、何を読み、電話・フォーム・LINEのどこへ進むのかを先に書き出します。
必要なページを決める
トップ、サービス、料金、事業者情報、問い合わせなど、読者の疑問へ答えるページを選びます。ページ数を増やすことが目的ではありません。
工程5〜8.文章と画面を完成させる
ここは想像以上に時間がかかります。自分の事業を知っているからこそ、何を省き、どの順番で説明するか決めにくい部分です。
| 工程 | 主な作業 | 止まりやすい点 |
|---|---|---|
| 5.文章作成 | サービス、料金、対応地域、事業者紹介、利用の流れ | 自分目線の説明だけになる |
| 6.画像準備 | ロゴ、現場写真、人物写真、説明図、ボタン | 必要な写真がそろわない |
| 7.表示調整 | 文字、余白、表、ボタン、スマホ表示 | パソコンでは見えてもスマホで崩れる |
| 8.フォーム | 入力項目、自動返信、通知、送信テスト | 届かないことに公開後まで気づかない |
文章は空欄を埋めるための付属品ではありません。お客様が「自分も対象か」「いくらかかるか」「誰が対応するか」を判断する材料です。僕は地域ビジネスを運営した経験から、見た目より、この判断材料が欠けることの方を怖いと考えています。
工程9〜10.Googleマップの事業情報を整える
Googleビジネスプロフィールでは、正確な基本情報を登録し、ホームページと内容をそろえます。設定画面を埋めるだけでなく、検索した人が次に何を確認したいかを考えます。
- 事業名、カテゴリ、電話番号、営業時間
- 住所表示またはサービス提供地域
- 事業とサービスの説明
- 外観、作業、商品、スタッフなどの写真
- 正しいホームページへのリンク
- 公開後に使う投稿案
- 口コミをお願いする文章と返信方針
Googleの本人確認や認証など、事業者本人の操作が必要になる場面もあります。外注する場合でも、すべてを丸投げできるわけではありません。
工程11.公式LINEを問い合わせ窓口へする
アカウントを開設した後、友だち追加直後の案内、チャット設定、応答時間、リッチメニュー、相談時に送ってほしい情報を決めます。
- あいさつメッセージ
- 営業時間外の返信案内
- 相談時に必要な情報や写真
- ホームページへ戻るリッチメニュー
- よく使う返信文や対応ルール
LINEの詳しい初期設定は、公式LINEの作り方|地域ビジネスの問い合わせ窓口にする初期設定で確認できます。
工程12〜13.3つをつなぎ、実機でテストする
それぞれが完成しても、接続とテストがなければ一つの導線にはなりません。
- スマホでGoogleマップから事業情報を開く
- ウェブサイトのリンクから目的のページへ移動する
- サービス、料金、対応地域を確認する
- 公式LINEを友だち追加し、あいさつ文を確認する
- テストメッセージとフォームを送る
- 事業者側に通知され、返信できるか確認する
公開後は、営業時間、料金、対応地域、サービス内容の変更へ合わせて修正します。作った日が完成日ではなく、事業の現在地と情報を一致させ続ける必要があります。
自分で行う場合と外注する場合の違い
自作にも外注にも向き不向きがあります。金額だけでなく、時間、判断、公開後の管理まで比べてください。
本業を止める時間が大きい
操作を調べるたびに作業が止まり、文章と導線の判断も先送りになるなら、安く作るつもりが公開できない状態になります。
学習と改善を続けられる
公開を急がず、自分で試し、納品後も更新する技術を身につけたい人には大きな経験になります。
早く公開し、本業へ集中したい
制作中に失う本業時間が大きく、全体設計から任せたい人です。
一部はできるが接続で迷っている
文章、デザイン、MEO、LINEのうち苦手な部分だけ支援を受ける方法もあります。
時間をかけて自分で学びたい
公開期限に余裕があり、失敗も含めて運用方法を身につけたい人です。
外注費の見方は、地域集客の外注費用|ホームページ・MEO・LINEを別々に頼む注意点でも整理しています。
- 自作では設定だけでなく、文章、画像、導線、テスト、更新も担当する
- 3媒体を相談までつなぐには13工程が必要
- 自作費用が安くても、本業を止める時間はコストになる
- 学びたい人は自作、早く公開して本業へ集中したい人は外注を検討する
ホームページ・MEO・公式LINEを一体で構築します
XENOVAでは、制作物だけでなく、文章作成、初期設定、媒体同士の接続、問い合わせテストまで含めて地域集客環境を整えます。
参考にした公的情報
- Googleビジネスプロフィール ヘルプ|ビジネスプロフィールを編集する
- LINEヤフー for Business|あいさつメッセージを設定する
- LINE公式アカウント ヘルプセンター|リッチメニュー
※機能や運用は変更されることがあります。公開前・運用開始前に最新情報をご確認ください。



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