出張買取で月100万円を稼ぐまでに僕がやったこと

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粗利は出ている。それなのに、口座からお金がなくなっていく。

出張買取を始める前、僕はせどりをしていました。地元の友達を2人雇い、これから事業を大きくしていこうとしていた時期です。

売上も粗利も出ていたので、当時の僕は前に進んでいるつもりでした。

ところが、口座の残高は増えるどころか減っていくばかり。最後には底を尽きてしまい、友達2人には辞めてもらうしかありませんでした。

出張買取と出会ったのは、事業がうまくいっている時ではありません。粗利を出しているのにお金が残らず、今までのやり方を続けられなくなった時でした。

この記事では、そんな状態から出張買取を始め、月100万円に届くまでに何を失敗し、何を変えてきたのかを書きます。

月100万円までに変わったこと

査定がうまくなったことだけではありません。集客、営業、扱う案件、作業の任せ方を何度も見直し、利益が残る形へ変えていったことが大きかったです。

出張買取を始める前は、粗利が出てもお金が残らなかった

せどりをしていた頃の僕は、商品を仕入れて売り、粗利を出すことを考えていました。

一人でやっていた仕事を大きくするため、地元の友達を2人雇って組織化もしました。人を増やせば扱える商品が増え、売上も伸ばせる。そう考えていたんです。

実際に粗利は出ていました。ただ、粗利が出ていることと、口座にお金が残ることは別でした。

仕入れには先にお金が必要です。商品を売っても、すぐにすべてのお金が戻ってくるわけではありません。さらに人を雇えば、売れるかどうかに関係なく人件費が発生します。

数字の上では利益があるはずなのに、口座を見ると残高が減っている。

その状態が続き、とうとう資金が底を尽きました。友達2人には辞めてもらうしかなくなり、自分が作った形を自分で終わらせることになりました。

当時見ていたもの
商品ごとの粗利

売れた時にいくら利益が出るかを中心に考えていました。

本当に見るべきだったもの
事業全体で残る現金

仕入れ、人件費、販売までの時間を含めて考える必要がありました。

この経験があったからこそ、出張買取を知った時に大きな可能性を感じました。

店頭やネットで売られている商品を仕入れるのではなく、売りたい人から直接買い取る。仕入れ値を自分で考え、販売先に合わせて判断できる。

もちろん、出張買取なら何でも利益になるわけではありません。それでも、せどりで資金が減っていく経験をした僕にとって、仕入れの入口から作り直せることは大きな変化でした。

最初の集客は、自分で作った反応の悪いチラシだった

出張買取を始めると決めても、依頼がなければ何も買い取れません。

そこで最初に使った集客方法がチラシでした。

ただ、その頃の僕にはマーケティングの知識がありません。何を書けば電話をかけてもらえるのか、誰に向けて作るのか、ほかの買取業者と何を変えるのか。そうしたことを考えず、自分が伝えたい内容を並べていました。

今見返せば、かなりひどいチラシです。当然、反応率もよくありませんでした。

最初の失敗

チラシを作ることが目的になっていた

当時はチラシを完成させ、配れば依頼が来ると思っていました。しかし、本当に考えるべきなのは、売りたい人がどんな状況で、何を不安に感じ、どの言葉なら電話をかけられるかです。

反応が悪かったこと自体は失敗です。

ただ、このチラシを配ったことで「買取の知識だけでは仕事にならない」と早い段階で気づけました。

査定ができても、お客様から問い合わせをもらえなければ現場には行けません。出張買取で売上を作るには、買取と同じくらい集客を学ぶ必要がありました。

初めての依頼は、経営者の朝会から生まれた

初めて依頼をもらったきっかけは、チラシではありませんでした。

経営者が集まる朝会へ見学に行った時、僕は「どこよりも高く買取できます」と勢いだけで話しました。

まだ十分な経験があったわけではありません。それでも、そこで代表をしていた車屋さんが仕事を依頼してくれました。

車屋さんでは、お客様から預かった車の中に不用品が残っていることがあります。お客様に確認すると「処分しておいてください」と言われるものの、車屋さん側はその処分に困っていたそうです。

僕にとっては買取できる商品でも、車屋さんにとっては本業の外で発生する困りごとでした。

この依頼で分かったこと

仕事は「不用品を売りたい人」からだけ来るわけではありません。すでにお客様を抱えている事業者が、本業の中で処理できずに困っていることを手伝うところからも生まれます。

僕はこの時、こうやって仕事は依頼されるんだと理解しました。

買取価格の高さだけで選ばれるとは限りません。誰かが困っていることに気づき、自分なら何を引き受けられるかを伝える。それが新しい依頼につながります。

後に業者との提携を増やしていく考え方も、この最初の依頼が土台になっています。

お客様の一言で買取価格を上げ、利益を減らしていた

依頼が来るようになっても、最初から査定に自信があったわけではありません。

経験が少ないうちは、お客様が目の前にいるだけで緊張します。調べた相場をもとに「この金額になります」と伝えても、お客様から「これくらいになるよね?」と言われると、自分の判断に自信が持てなくなる。

断ったら感じが悪いと思われるかもしれない。せっかく来たのに何も買い取れないかもしれない。

そんな気持ちから、僕は渋々買取価格を上げていました。

その場では買い取れたので、仕事をした気になります。しかし販売してみると、送料、手数料、作業時間がかかり、思っていたほど利益が残りません。

お客様の希望額と、自分が利益を残せる金額は別です

値上げをすること自体が悪いのではありません。問題は、売れる金額や経費を確認せず、目の前の空気に押されて金額を変えてしまうことです。

この失敗を繰り返しながら、査定は相場を検索するだけでは足りないと分かってきました。

どこで売るのか。売れるまでに何をするのか。運ぶのに何人必要なのか。そこまで見たうえで、自分が出せる金額を決めなければいけません。

売上が伸びた転機は、大型案件につながる法則が見えたこと

現場へ行く回数が増えると、依頼の内容に違いがあることが分かってきました。

単品の商品を売りたい人もいれば、家の中にある物をまとめて整理したい人もいます。

「この商品がある案件では、ほかにもこういう商品が出てくることが多い」

「この人は商品を一つ売りたいのではなく、引っ越しに向けて家の中を片づけたいんだな」

問い合わせの言葉や商品の内容から、依頼の背景が少しずつ見えるようになりました。

商品だけでなく、依頼した理由を見る

大型案件につながったのは、目の前の商品だけを査定していた時ではありません。引っ越し、片づけ、事業者の処分など、その人がなぜ今依頼したのかを考えるようになってからです。

たくさんの商品が出る案件には、ある程度の法則があります。その法則がつかめてから、大きな案件を受ける機会が増えました。

そして、ただ問い合わせ件数を増やすのではなく、大型案件につながる人へ届く集客に力を入れるようになりました。

ここが売上の伸び方を変えた転機です。

現場へ行く

案件の共通点を記録する

集客する相手を変える

最初から大型案件だけを狙っても、何が良い案件なのか分かりません。小さな依頼や利益になりにくい依頼も経験し、その違いを書き出したからこそ、狙う相手を変えられました。

月100万円までに捨てたこと、続けたこと

月100万円まで伸ばす過程では、新しいことを増やすだけでは足りませんでした。

やらないことも決めました。

自分で出品することを捨てた

買い取った商品を一つずつ撮影し、説明文を書き、出品し、購入者とやり取りする。自分でやれば人件費はかかりませんが、その間は集客や買取へ動けません。

僕は、自分で出品することをやめました。

全部を自分で抱えたままでは、目の前の在庫を売るだけで一日が終わります。自分がやる仕事を、問い合わせを増やすことと、案件を受けることへ寄せていきました。

人に任せると利益が消える商材を捨てた

作業を人に任せれば、当然人件費がかかります。

商品単体では利益が出ていても、運搬、清掃、撮影、出品、梱包まで含めると、人件費で利益がほとんど消える商材もあります。

そうした商材を何でも扱うのではなく、自分以外の人が作業しても利益が残るかを考えるようになりました。

集客の勉強と営業方法の改善は続けた

最初に作ったチラシはひどいものでした。

だからこそ、集客の勉強はやめませんでした。どんな人から依頼が来たのか、何を見て電話をくれたのか、どんな案件が利益につながったのかを確認し、次の集客へ反映しました。

営業方法も同じです。

自分が買いたい商品の説明ばかりするのではなく、相手が何に困っているのかを聞く。車屋さんから最初の依頼をもらった時のように、相手の本業で発生している困りごとへ、自分ができることを提案する。

捨てたこと
自分で全部やる働き方

出品作業と、任せると利益が残らない商材を手放しました。

続けたこと
集客と営業の改善

依頼の背景を見て、集客先と提案方法を変え続けました。

月100万円まで届いた理由は、仕事量をただ増やしたからではありません。

利益が残らない作業と商材を減らし、自分が力を使う場所を変えたからです。

今から出張買取を始めるなら、この順番で進める

もし僕が今、経験ゼロの状態から出張買取を始めるなら、最初から完璧なチラシや査定力を作ろうとはしません。

集客し、現場へ行き、依頼の違いを記録しながら動線を修正します。

STEP 1

集客を学びながら問い合わせを獲得する

買取知識の勉強だけを続けても、実際のお客様が何を求めているかは分かりません。チラシ、紹介、インターネットなど、自分が始められる方法で問い合わせの入口を作ります。

STEP 2

最初は無駄打ちを恐れず現場へ行く

最初から利益になる案件だけを見分けるのは難しいです。問い合わせがあれば現場へ行き、商品、お客様の事情、必要な作業、最終的に残った利益まで確認します。

STEP 3

良い案件と難しい案件の法則を書き出す

何があった案件は利益になったのか。どんな依頼理由では時間や人件費がかかったのか。感覚で終わらせず、共通点を残します。

STEP 4

記録に合わせて集客動線を修正する

反応数だけを追わず、利益につながった人へ届くように、チラシの言葉、紹介をお願いする相手、狙う案件を変えます。

STEP 5

業者との提携を増やす

自分一人で対応できる商品や作業には限界があります。販売先や専門業者とのつながりを増やし、対応できる依頼の幅を広げます。

この順番なら、最初の失敗も次の集客を良くする材料になります。

反対に、現場へ行かずに正解だけを探していると、自分の地域でどんな依頼が来て、どこに利益が残るのかは見えてきません。

月100万円は、買取価格を覚えるだけでは届かなかった

僕はせどりで粗利を出しながら、口座残高を減らしました。

出張買取を始めてからも、反応の悪いチラシを作り、お客様の一言で買取価格を上げ、利益になりにくい案件へ何度も足を運びました。

それでも現場へ行ったから、良い案件と難しい案件の違いが分かりました。

依頼の背景を見るようになったから、大型案件につながる法則が見えました。

自分で全部やるのをやめたから、集客と営業へ時間を使えるようになりました。

出張買取で売上を伸ばすために必要だったのは、査定だけではありません。

問い合わせを作る。現場で違いを知る。利益になる案件の法則を見つける。その法則に合わせて集客を変える。この繰り返しが、僕の出張買取を月100万円まで伸ばしました。

出張買取を遠回りせず始めたい方へ

僕が現場で学んだ出張買取の流れを教材にまとめました

この記事だけでは、電話で確認する内容、査定の判断、商品ごとの販売先、集客動線の作り方まではすべて説明しきれません。

僕が最初に分からず失敗したことも含め、未経験から出張買取を形にするための手順を教材にまとめています。

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