買取価格は1,000円。ヤフオクで売れた金額は2,000円でした。
数字だけを見ると、1,000円の利益が出たように見えます。
でも、現場まで行くガソリン代と、写真を撮って出品する手間まで考えると、利益はほとんど残っていません。
これが、僕の初めての出張買取です。
大きな利益が出たわけでも、珍しい商品を見つけたわけでもありません。それでも、この1件があったから、電話で何を聞くべきか、現場へ行く前に何を調べるべきか、そして1回の利益だけで案件を判断してはいけないことを学べました。
初案件で分かったこと
商品だけを見れば、ほとんど利益のない案件でした。しかし、この車屋さんからは、その後も定期的に仕事を依頼してもらえるようになりました。最初の1件は、利益だけでは測れない案件になることがあります。
最初の依頼は経営者の朝会で出会った車屋さんから来た
最初の依頼をくれたのは、経営者が集まる朝会へ見学に行った時、その会の代表をしていた車屋さんでした。
当時の僕は出張買取を始めたばかりです。
経験が十分にあったわけでもありません。それでも朝会では「どこよりも高く買取できます」と、勢いで自分の仕事を伝えました。
今思えば、かなり強気なことを言っています。
ただ、その場で出張買取をしていると伝えたからこそ、車屋さんが僕のことを思い出し、仕事を依頼してくれました。
最初の仕事は身近なつながりから生まれた
チラシやホームページから依頼が来たのではありません。僕が何をしている人なのかを伝えた相手が、自分の仕事の中で困った時に思い出してくれました。
この時、仕事は待っているだけでは来ないんだと分かりました。
誰かと会った時に、自分が何を買い取れるのか、どんなことで役に立てるのかを伝えておく。それが初案件につながることがあります。
電話が来た時はワクワク7割、不安3割だった
車屋さんから電話が来た時、最初に思ったのは「おお、初案件じゃん!」でした。
やっと依頼が来たことが嬉しかったです。
それと同時に、お客様とどんな会話をすればいいのか、現場でうまく対応できるのかという不安もありました。
感覚としては、ワクワクが7割、不安が3割くらいです。
初案件へのワクワク
会話と査定への不安
この電話で、自分でもよかったと思っていることがあります。
それは、訪問日時を決めるだけで終わらず「どんな商品がありますか?」と聞いたことです。
日時だけ決める
現場で初めて商品を見て、その場で調べることになります。
商品の内容を先に聞く
訪問前に相場や種類を調べる時間を作れました。
車屋さんからは「ウルトラマンのフィギュアが、ダンボール1箱分ある」と聞きました。
この一言があったので、何も知らないまま現場へ向かわずに済みました。
ウルトラマンのフィギュアを訪問前にひたすら調べた
電話を切った後、僕はウルトラマンのフィギュアについて、ひたすらネットで調べました。
同じウルトラマンのフィギュアでも、すべてが同じ値段で売れるわけではありません。
どんな物が高いのか。どんな物は安いのか。箱がある場合とない場合で違いはあるのか。
実際の商品をまだ見ていないため、正確な査定額は出せません。それでも、何も知らない状態で行くよりは、見る場所を決めておけます。
訪問前に調べたこと
- 高く売れているフィギュアの特徴
- 安いフィギュアとの違い
- まとめ売りされた場合の価格
- ヤフオクで実際に売れている金額
商品の名前を聞くだけでも準備は変わる
型番や詳しい写真まで分からなくても、商品ジャンルを聞ければ、訪問前に相場の幅と確認項目を調べられます。初案件で自信がない時ほど、電話で商品情報を聞くことが大切でした。
現場で困ったのは査定より車を停める場所だった
今回の依頼は、ダンボール1箱分のフィギュアです。
商品が大量に出てきたり、運び出せなかったりするような、大きな予想外はありませんでした。
初心者だった僕が地味に迷ったのは、車をどこに停めればいいのかということです。
出張買取の記事では、査定方法や買取価格の話が中心になります。
でも、初めて現場へ行く時は、こういう小さなことでも不安になります。
訪問前に駐車場所も確認しておく
お客様の敷地へ停めていいのか、近くの駐車場を使うのか、荷物を運び出す場所があるのか。電話の時点で確認しておけば、到着してから慌てずに済みます。
今回は少量だったので問題になりませんでしたが、家具や大型家電なら、車を停める位置が運び出しの時間や安全にも影響します。
現場へ行く前の確認は、商品だけでは足りないと後から分かりました。
1,000円で買い取り、ヤフオクで2,000円にしかならなかった
ウルトラマンのフィギュアは、ダンボール1箱分をすべてまとめて1,000円で買い取りました。
持ち帰った後、ヤフオクへまとめ売りで出品しました。
落札された金額は2,000円です。
| 内容 | 金額・作業 |
|---|---|
| 買取価格 | 1,000円 |
| ヤフオクの落札額 | 2,000円 |
| 表面上の差額 | 1,000円 |
| ほかにかかったもの | 現場までのガソリン代、撮影、出品作業 |
売値から買取価格を引いただけでは利益にならない
数字だけなら1,000円残っています。しかし、現場へ行く時間、ガソリン代、写真撮影、出品の手間まで考えると、利益はほとんどありませんでした。
初案件だから嬉しいという気持ちはありました。
それでも、仕事として見るなら、ただ買い取って売れただけで満足してはいけません。
いくらで売れたかではなく、すべての経費と作業を引いた後に何が残ったのかを見る必要があります。
ほとんど利益がなくても最終的には良い案件になった
この1件だけを見れば、利益の少ない案件です。
もし一般のお客様からの単発依頼で、同じ条件だったら、移動時間や作業まで含めて赤字に近い判断になると思います。
ただ、依頼をくれたのは車屋さんでした。
車屋さんでは、お客様の車に残っている不用品を「処分しておいてください」と頼まれることがあります。その処分に困る場面があるため、出張買取が一度きりではなく、今後も必要になる可能性がありました。
実際に、この車屋さんからは、その後も定期的に仕事の依頼が来るようになりました。
利益が少ない1箱
買取1,000円、落札2,000円で、手間を考えると利益はほぼ残りません。
継続依頼の入口
車屋さんが抱えていた困りごとを知り、定期的な依頼につながりました。
利益が少ない案件をすべて受けるという意味ではない
単発で終わる依頼なのか、今後も同じ困りごとが発生する事業者なのかで判断は変わります。最初から値段を下げるのではなく、誰から、なぜ依頼が来たのかを見ることが必要です。
今なら電話の相手によって対応を変える
今の僕が同じ電話を受けた場合、相手が車屋さんだと分かっているなら、まず現場へ行きます。
フィギュア1箱だけでは大きな利益にならなくても、車屋さんでは同じ困りごとが繰り返し発生する可能性があるからです。
現場で商品を見るだけでなく、普段どんな不用品に困っているのか、どれくらいの頻度で出るのかも聞きます。
一方、一般のお客様から同じ問い合わせを受けた場合は、すぐに訪問せず、LINEで商品の画像を送ってもらいます。
継続性を見て現場へ行く
今回の商品だけでなく、事業の中で繰り返し発生している困りごとを確認します。
LINEで画像を送ってもらう
商品の種類、量、状態を画像で確認し、訪問しても利益が残る案件かを先に判断します。
最初の頃は、問い合わせが来ただけで嬉しくて、どんな案件でも行きたくなります。
僕も初案件だったからこそ、現場へ行って経験できたことには価値がありました。
ただ、経験を積んだ後もすべての問い合わせへ同じ対応をしていると、移動と査定だけで時間がなくなります。
初めての出張買取で学んだ4つのこと
ダンボール1箱のフィギュア買取でしたが、この案件から学んだことは少なくありません。
- 電話で商品の内容を聞けば、訪問前に準備できる
- 商品だけでなく、駐車場所や運び出しも確認する
- 売値と買取価格の差だけで利益を判断しない
- 単発の利益だけでなく、依頼者が抱える継続的な困りごとを見る
僕の初めての出張買取は、利益がほとんど残らない案件でした。
それでも電話で商品を聞き、訪問前に調べ、実際に買い取って販売したからこそ、次から何を変えるべきかが分かりました。さらに車屋さんから定期的な依頼が来るようになり、1件の利益だけでは見えない仕事の価値も知ることができました。
初めての出張買取で何をすればいいか分からない方へ
僕が初案件から積み上げた出張買取の流れをまとめました
電話で聞く内容、訪問前の相場確認、現場での査定、買取後の販売まで、初めてでは分からないことが次々に出てきます。
僕が実際に失敗しながら身につけた出張買取の進め方を、未経験から実践できる順番で教材にまとめています。


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